2005年11月14日

麻雀発祥の地

学生さんからお誘いを受けて、週末に市内の「天一閣」というところに行ってきました。もともとは明の時代の官吏だった範欽という人の邸宅だったのですが、この人が大変な蔵書家だったそうで、この範欽さんとその子孫が集めに集めた中国の書物が現在まで残されていて、その蔵書を展示してあります。全国でも有名なところらしく、毛沢東・周恩来を始め中国政府の歴代の指導者たちが訪れた様子も写真で紹介されています。メインはこの蔵書展示なのですが、どれもいわゆる「希少本」で、見る人が見れば価値あるものなのでしょうが、正直(^o^)には値打ちがよく分かりません。。。
(^o^)が興味を引かれたのは、同じ施設内にある「麻将起源地陳列館」。麻雀を中国語では「麻将」と書きます。ここ寧波は麻雀発祥の地だそうです。麻雀は中国で発明され、19世紀に欧米に伝わって、その後(中国から直接ではなく)欧米を経由して日本に伝わったとのこと。展示品のメインは世界各地で作られた麻雀牌です。象牙や牛骨・石・竹・木などさまざまな材質のもの、それらを組み合わせたもの。 中でも(^o^)の目を引いたものは、貝殻の内側のきらきらした膜(あれ何ていうんでしょう?)で装飾を施したベトナム製の牌。もったいなくて使えないような工芸品の域に達しています。また欧米で作られたものは、萬子の左肩にアラビア数字、風牌には同じくE・S・W・Nと「振り仮名つき」。なるほど、です。で、写真は館内のオブジェと対戦する「時空超越麻雀」の図。

mahjong.jpg

(^o^)の上家がちょんまげの日本人で、対面が辮髪(べんぱつ)の中国人、下家がヒゲの西洋人です。背景に船が写っていますが、これは漁師が漁の帰りに暇つぶしで麻雀を愛好していたことから、ここに展示されているとのことです。
麻雀の起源が寧波であることの証左として「麻雀に使われている寧波方言」という解説パネルがありました。(中国語・英語のほかに日本語も。日本人観光客も来ているということでしょう) いわく「麻将 もともとは麻雀と書く。(中略)寧波の人は「麻雀」を「麻将」と読み、麻将は寧波の方言による「麻雀」の読み方である」。ふーん。「嵌 [kan]と読み[qian]とは読まない。寧波方言で隙間に差し込むことを「嵌」という」。ふぅーん。。。えー、このブログをご覧になっている「そのスジ」の方、フォローいただけると幸いです。
posted by techa at 23:39| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月11日

文化祭で気付いたこと

先日書いた文化祭で気付いたことがいくつかあります。
その一。下の写真を見てください。お芝居の中のひとコマです。

joshiko.jpg

日本の「女子高生」が登場するお芝居が、これのほかにもう一つあったのですが、中国の若い人が思い描く「日本の女子高生」には、ある種のステレオタイプというか、シンボルとなるいくつかの要素があるようです。(^o^)が見るに;
1.ひらひら系のミニスカート
2.白ブラウスのシャツアウト
3.緩めに締めたネクタイ
この3点セットです。イメージの元になっているのは、おそらくマンガやアニメだと思います。この写真のお芝居でも、内容にあまり関係ないようにも見える「美少女キャラ」がホリゾント(舞台背景)に大映しになっていました。
キャンパス裏門を出てすぐの商店街に「マンガ貸本屋」があるのですが、置いてあるものは日本作品(言葉はもちろん中国語です)のほぼ独壇場です。新しい作品が多いのですが、手塚治虫なんかもたくさん置いてあります。アニメについては、日本作品が人気あるのも事実ですが、ほかにアメリカやアジア諸国の作品もある程度のシェアを占めていますから、日本の独壇場とまではいえません。また中央テレビの子供チャンネルで国産のアニメ作品を放映していることもありますが、DVDなどのメディアをほとんど見かけないところを見ると、少なくとも娯楽作品に関しては国産はあまり人気がないようです。

気付いたことの、その二。若い人たちの音楽の聴き方です。
これは(^o^)の歌う歌のカラオケを入手してもらう過程で分かったのですが、彼(女)らはCDをほとんど購入しません。音楽を聴く方法はほとんどダウンロードやファイル共有です。中国の検索サイトはほとんどどこも「音楽」あるいは「MP3」検索の機能を備えています。(たとえばこちら。「中国版Google」といわれているシェアNo.1のサイトです) 自前のPCを持っていない学生でも図書館のPCなどで落としてきて、MP3プレーヤーに移して聞く、というのが最も一般的なようです。こんな感じです。

library.jpg

ダウンロードならまだしも、ファイル共有にいたっては掌握のしようがないでしょうから、中国の若い人たちに本当に人気がある音楽を知るのはけっこう難しそうです。それこそ、若者社会の当事者(要するに若者)にしか分からないのかもしれません。新華書店でCDコーナーの棚を眺めていても分からんっちゅーことですね。
日本の若者も同じようなものなのでしょうか、んー、よく分かりません。日本でも若い人がCDをあまり買わなくなったという話は何かで目にしたような気がするのですが。(^o^)は中国に来る直前に通販で買った80年代日本ポップスのオムニバスCDを聴いて喜んでおります。。。
posted by techa at 04:25| Comment(11) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月09日

歌っちゃいました

去る6日(日)、日本語学科の学生・教職員約500人の観るステージで、(^o^)歌っちまいました・・・しかも2曲!

「パーティーで歌を歌ってほしい」と学生から頼まれたのが「本番」の10日ほど前。以前に一緒にカラオケした学生の一人が、(^o^)は歌が上手いと吹聴したようです・・・。まあ宴会の余興くらいのものだろうと気楽に引き受けたのですが、会場となる学内施設を下見させてもらってびっくり。客席数500か600はある立派なホールです。彼らがバーティーと言っていたのは、日本語学科の文化祭のことでした。「不会!(あり得ねー)」と思ったのですが、断っては学生をがっかりさせてしまいます。(^o^)、腹ぁ括りました。写真は前日のステージ仕込み風景と当日の司会の学生。いかに大掛かりなものか、お分かりいただけるかと思います。

shikomi.jpg mc.jpg

日本語学科の学生たちがクラスやグループ・個人で歌やダンス・短いお芝居などを次々と繰り広げます。中でも(^o^)がもっとも秀逸だと思った演目が「花見」と題する創作劇。いい写真が撮れなくてお見せできないのが残念ですが、中国人留学生が日本で初めて「お花見」を経験するという枠組みで、その中に花見客の余興という設定で歌とダンスを盛り込んだ見事な構成。それにしても、どうして中国の女の子はダンスの上手い人がこんなに多いんでしょう? 謎です。。。
さてさて、そうこうしているうちに(^o^)の出番。歌ったのはサザンの「真夏の果実」。選曲のポイントは「カラオケが手に入ること」でした。この曲を中国の張学友という歌手がカバーしていることを、学生とカラオケに行ったときにたまたま知って、だったらカラオケも手に入りやすいだろうと思ったわけです。ちなみに中国語カバーのタイトルは「毎天愛イ尓多一些」といいます。
さて自分の出番も終わってほっとリラックス。あとはゆっくり鑑賞するだけ、と思っていたところ、実行委員の学生が「学生から要望が来ている。最後にもう一曲歌ってほしい」と言ってきました。何ぃー!・・・しかし(^o^)ったらお人好しにも引き受けてしまいました。今度は事前の準備もなく、もちろんカラオケもありません。アカペラです。限られた時間にアタマをフル回転させて選んだ曲は「いとしのエリー」。選曲のポイントは「歌詞を暗記していること」でした(外国ですから間違えたって誰にも分からないんですが・・・)。サザン続きですが、幅広い年代層に愛されて今でもミリオンセラーを叩き出すという意味で、紹介するにふさわしい日本を代表するバンドといっていいんじゃないでしょうか、ってことで。
司会に促されてステージに上がり、マイクを渡されました。「カラオケが無いけど、いいですか?」とオーディエンスに呼びかけたら「好!」のリアクション。歌い出しのキーが高すぎて「笑ってもっとBaby〜」のサビを裏声で強行突破しなければならなくなったんですけど、これが意外にも受けたようで、「うぉー」という地鳴りのような歓声と拍手が。(^o^)もすっかり気をよくして、歌い終わりに「ありがとう! 一緒に勉強しようぜー!」と叫んでしまいました。もー、完全にハイになっていました。。。下の写真はステージでもらった花束です。

bouquet.jpg

終了後には、例の「花見」を上演したクラスの学生たちとお食事、ビール、ビール、乾杯、乾杯・・・。最高に楽しい一日でした。
posted by techa at 02:52| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月04日

玉の白菜

しばらく更新をおサボりしてました。。。
10月30日(日)、寧波市郊外の余姚(よよう)というところに日帰り旅行しました。(^o^)たち外国人教員のために国際交流部がマイクロバスで案内してくれたものです。午前中に「天下玉苑」と「西隠禅寺」を見学、午後から「牟山湖」でランチ宴会&釣り、というコースでした。
天下玉苑と西隠禅寺は同じエリア内にある一体の観光スポットです。もともとこの辺りは玉(ぎょく)の一大産地で、西隠禅寺は別名を「江南玉仏寺」といい、巨大な玉でできた仏像が本尊です。南宋時代に始まる古刹とのことですが、パンフレットに堂々と「投資規模6億元」と書いてあるところからして、建物にはそれほど「由緒」はないみたいです。眼鏡 まあ、そうはいってもきれいな建物です。

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天下玉苑はこれに隣接された(というか、こちらがメイン?の)玉工芸のミュージアムです。ここで見つけた、ちょっと面白いものをご紹介します。

baicai.jpg

幅80センチほどの、あり得ないくらいデカい「白菜」です。これ、ふざけてるんじゃないんですよ。中国では縁起物なんです。こういう玉の白菜を「佰財」といいます。「佰」は「百」の大字(中国語で「大写」)で、「一、二」に対する「壹、弐」のような字のことです。「財」はそのまんま。「裕福になれますように」って意味です。発音が「白菜bai2cai4」「佰財bai3cai2」と似ていることから、白菜なんですね。こういう置物は実際、お金持ちの家や羽振りのいい会社などに置いてあります(金持ちじゃなきゃ買えませんわねたらーっ(汗))。(^o^)も上海のある事業所で見たことがあります。
日本的な感覚からするとちょっとストレートすぎるような気もしますが、中国では「お金儲けすること」に日本人が感じるような「後ろめたさ」みたいなものが、伝統的にあまり無いようです。

追伸:天津にお住まいで最近「電動車」を購入されたmacyanさんが、ブログに詳細なレポートを書かれています。よろしければご一読ください。
posted by techa at 01:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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