2005年10月27日

中国の病院

先週の水曜日、初めて中国で病院病院にかかりました。肋骨の右半分が痛み出して、心配になって、まず午前中に学校内のクリニックに行きました(無料です)。しかし聴診・打診ではよく分からなくて、午後から市内の総合病院に行くことになりました(学校のクリニックにはレントゲン設備がないためです)。「寧波大学医学院附属医院・寧波医療センター李恵利医院*」という長ったらしい名前の病院で、中国の医療を初体験です。(^o^)は言葉にそれほど自信がありませんし、何より勝手が分かりませんから、国際交流部のスタッフ2人に付き添ってもらいました。(実際これは正解でしたが、医者はみんな英語ができますので、本当に緊急の場合、何とかなりそうな気はします)
中国の病院では診察や薬の受け取りで長時間待たされるということがありません。名前を呼ばれてから診察室に入るのではなくて、スーパーのレジのように適当にすいている箇所を見つけて、勝手に入っていきます。診察中の人がいてもお構いなしに、医者のデスクを囲んで待っています。日本に長年滞在していた同僚の中国人教員も言っていましたが、「プライバシー」の意識が日本に比べてあまり強くないようです。あと、システム的にこのようなことが可能なのは、カルテを病院が管理せず、患者自身が持ち歩くからです。帰る際にも病院に置いていかないで、患者が持って帰ります。日本では、カルテに記載された個人情報の管理やインフォームド・コンセントなどが盛んに議論されていますが、中国のこのシステムは個人情報管理やインフォームド・コンセントの究極のかたちかもしれませんね。
もう一つ、日本の病院との大きな違いはお金の払い方。何をするにもその都度先払いです。診察を受ける前に支払い、レントゲンを撮る前に支払い、薬を受け取る前に支払う、といった具合です。健康保険のしくみがまだよく分かっていないのですが、ともかく給料からの保険料の天引きがなく、それでいて2割の自己負担で医療が受けられます。また保険給付のやり方も日本と違って、病院にかかったときには、まず自分で全額を支払い、領収証を添えて手続きして、後日8割分の払い戻しがあります。ちなみにこの日支払った金額は90元でした。(後日、72元の払い戻しがあるということです)
あ、それで胸の痛みは結局ただの打撲で、その数日前に転んだのが原因だったようです。学生さんと一緒に夕食をしていて、調子こいてビールビールをがんがん飲んで、飲食店の階段で転倒したんです。。。肋骨の痛みは数日遅れて現れる場合があるそうです。で、コレが病院でもらった1週間分の痛み止め薬。飲みきった記念の写真です。

Wu Long Tan 003.jpg

薬の受け取りもとってもスムーズ。窓口で処方箋を渡したら10秒で出てきます。患者名を書いた袋に入れるなんて面倒なことはしません。「1日3回・1回1錠」と書いたシールだけ張って、箱のままくれます。目の前の棚から直接取ってきて渡してくれますから、別の患者の薬と間違えるなんてことも起こりませんよね。

*日本では病床数などによって「病院」「医院」など言葉の使い分けがありますが、中国語ではすべて「医院」です。「病院」という語は特別な場合にしか使われません。
posted by techa at 01:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早速お酒で転倒という夜遊びてっちゃん先生の本領発揮の序奏を演じられましたか。
大事がなくって何よりでした(笑)
Posted by あまちゃん at 2005年10月28日 01:54
いつもサイトで宣伝&ほめてくださって、ありがとうございます。今のところタイトル負けというか、「夜遊びネタ」がありませんけど、まあそのうち・・・
Posted by techa at 2005年10月28日 02:05
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